会長挨拶


クラブテーマ「時代と伝統の融合」
〜世代を超えて歩みを続けよう〜


 2024-2025年度ステファニー・アーチックRI会長はロータリーのマジックを強調しました。
『ロータリーのマジック(TheMagicofRotary)」を発表し多くの人々を救うロータリーの力を認識してこれをさらに広げるよう呼びかけました。「誤解しないでください。私たちは魔法の杖を振って呪文を唱えるだけでポリオを根絶したり、世界に平和をもたらしているわけではありません。」

会長 望月 陽介

 「それは皆さん次第です。ロータリー会員はプロジェクトを完了するたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、マジック(魔法)を生み出すのです」と述べています。そして4つの優先事項を掲げています。(別紙資料を参考下さい)又、出村知佳子ガバナーは国際ロータリー第2510地区テーマとして「勇気を出して行動しよう」とメッセージを発しました。
 アーチックRI会長、出村2510地区ガバナーの方針は現在のロータリーにとって現実的であり、かつ必要性に富んだものと感じます。
 西北RCは設立48周年を迎えますので設立半世紀ももうすぐです。私の年度方針についてですが設立50周年を踏まえた中でお伝えしたい概要をお話させて頂きます。

 私は、日本の古い町並みや工芸品、諸外国の見聞きする古くから伝わる文化や建築・文学・音楽が好きです。
でも決して懐古趣味ではありません・伝統はとても重要と感じていますし大切に思っています。それらに触れると人々の生きてきた温もりが感じられ心が包まれるような感覚になるからでしょうか?
 西北RCも多くの伝統を引き継いできました。けれども時代の推移とともに会員数の減少があり社会構造や価値観の変化等によりクラブの在り方や会員の意識が変化していると感じています。

 それらを念頭に以下に3つの会長方針を掲げさせて頂きます。

1.引き継ぐべき伝統
1つ目は、伝統です。

西北RCには現在迄、引き継いできたいくつかの大切な伝統があると思います。これらの伝統の中でこれからも大切に引き継いでいかなければいけないこと、よき習慣、と同時に少なくとも変化が必要なことがあると思います。これらの事柄を会員同士、世代を超えてよく話合い、よく考え、より良い方向へ向かうよう伝統と変化を融合させながらある意味「伝統の再生」を進めたいと考えます。

2.奉仕活動の再考
2つ目は奉仕活動です。

奉仕活動は「他者を幸せにし、自分も幸せになる」ことだと思います。奉仕はロータリーの一つの大きな柱です。この奉仕活動においてクラブとして将来もっと有意義な活動を進めることが出来るように活動の在り方や意義を再考したいと考えます。
地域社会への貢献から踏み出し他地区の活動を考察することも必要です。更に他国との共同事業等への参画をも視野に入れ奉仕活動の下地を作りたいと考えます。
(今年度は限定的に継続事業のみの活動も考慮します)

3.会員増強ともっと楽しい例会
3つ目は会員増強です。

現実的な事項として何よりも充実したロータリー活動を行うにあたり会員増強は必須と考えます。
   新会員増強30%を目標とします。
新会員の増強に向け同時に必要な事として例会の充実があります。西北RCのモットーである「楽しく、出席しやすいクラブ」がありますが、「もっと楽しく、出席しやすいクラブ」に、、、会員皆さんでアイデアを引き出し合い少しでもより充実した楽しい例会にしたいと考えます。

どれらも多くの時間を要する事と思いますが皆さまどうぞ宜しくお願い申し上げます。